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「痩せたい」よりも「痩せてみたい」という気持ち

ダイエットが軌道に乗ってくると、ちょっとずつ体が変化してくる。

 

たるんだ顎はひきしまり、体は細くなり、パツパツだったズボンはいつの間にか余裕のあるサイズになっている。

 

しかしそれは今日明日に実現するというわけではなく、軌道に乗っていけば数か月程度で達成できるのだろう。時間と根気が必要だ。

 

そんな中で何よりも大切なのが心の持ちようだが、無論「痩せたい」という情熱を持っていればいい。しかし個人的には、ある程度頑張っていると「痩せたらどうなるんだろうな」という延長の感覚が生まれてきて、それがさらにモチベーションを高めてくれると思う。

 

 

「痩せたらどうなるんだろう」

 

この感覚を持ってる時点で、自分が痩せているのを実感できるくらいにはダイエットを継続出来ていると思う。

 

苦しいダイエット。体に叩き込まれたアドレナリンの感覚。それでもそう簡単にはひっこまないお腹。突然襲うやる気の低下。それを乗り越えても続けるダイエットへの情熱。

 

楽しいは苦しい。苦しいは楽しい。

 

別にダイエットというのは楽しいものではない。というか、楽しいという言葉では形容できない。

 

それでもダイエットを続けてきて、なんとなくたどり着く「やめられない」感覚。そして「痩せたらどうなるんだろう」という好奇心が湧いてくる。

 

 

この「痩せたらどうなるんだろう」という感覚は、モチベーションを高めるうえで相当有用だと思う。

 

どうして精神というのは一定にはならず、ふと「走らなくてもいいかな」という気分に襲われることは少なくない。天気が悪いからなんとなく走りたくないと思うときもある。

 

でもこの「痩せたらどうなるのかな」という気持ちを思い出すと、「自分は今痩せる軌道にある」「痩せたら自分はどれくらい変われるのだろう」「ここまで来たのにここで終わるわけにはいかない」というプラスのモチベーションが湧いてくる。

 

このモチベーションは「痩せたい」というくらいの段階では湧いてこない。山登りで自分が今7合目くらいにいて明らかに登り始めではないという感覚が前提にあり、初めて湧いてくるものだ。自分が中級者だと認識していて、それでいて自分がもっと上にいける、いってみたいという感覚。自信と好奇心の入り混じった感覚。

 

ダイエットをさらに続けたら、自分は精神的に成長するのだろうか?周りからの目は変わるのだろうか?そんな期待が体を動かしてくれる。