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すぐに解決しない不安への対処法は、読書への逃避行

人生を進めていると、すぐには解決しない不安にとりつかれることがある。後悔なら忘れればいいのだが、明確に不安があるのにそれを解決できない状態は、もどかしいことこの上ない。

 

そんな時、自分はとりあえず好きな本を読むことにしている。だから私の読書というのはそもそも現実からの逃避の側面が強い。

そもそも、現実に起こりうる正しい不安(自営業者がコロナで自分の店が潰れるかもしれない不安抱える場合など)に対して不安を感じるのは人間として至極当然の反応だと思う。コロナがいつ終わるのか、終わったとして客足は以前のように戻るのか、そもそも自分がコロナに罹ったらどうすればいいのか。こうした不安は現実的で、頭を重く傾かせる。

 

そうした時に、とりあえず本来の不安の解決にはならないかもしれないが、何かの役に立ちそうな読書に時間を割くのは、悪くない選択だと思う。特に自分は、この世界から完全に逃げ出したくて小説を読む傾向がある。実用書だとどうしても現実に戻されてしまう。

 

もちろんこういう逃避行に、なんの役にも立たないテレビやゲームを使ってもいい。しかし、そういう無益だと自分が思っていることに時間を割くと、後になって虚無感が襲ってくるのであまりやりたくない。

 

個人的には、ここで不安から一時的に逃げているからと言って、自分は間違ったことをしていると思わないほうがいいと思う。実際不安に対して対処する方法がないからそうしているので、自分は今正しい状況にいると考えるのが適切だろう。過度に自分を追い詰めないでほしい。

 

むしろ今ここで一時的に退避したことが、後になってしっかり役に立ったと思う時がくると思う。