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ビジネス、雑記等のブログ

儲けやすい職業の探し方:賤業に手を出す


儲けやすい職業・仕事というのは①自分が何らかの事情で詳しい、競合を排除できる②競合が弱い③参入障壁が高い

 

などといった条件がある。①は例えば士業などの独占資格で、②は業界全体の年収が低い代わりに人気がなく、強いプレイヤーが少ないなどといった具合である。

③は高いレベルで言えばトヨタのような自動車ビジネス(規模がでかすぎてほぼ参入できない)、ECサイト運営(一人でできるが普通に難しい)などである。

 

そして③の、参入障壁が高いというのには、社会的なイメージが悪いから他人が手を出さない分野というのもある。そしてその中には、真面目にやればちゃんと儲かるものもある。

 

里美ゆりあ3億脱税事件

bunshun.jp

 

この記事の通り、トップのAV女優は数億円という収入を得ている。AV女優は賤業の最たるもの...だと思うが、実際それだけ競合が参入しようとしないので、可愛い子で鋼鉄のメンタルを持ってる人間で、基本的な演技などができる人間だったら天下を取れるのだ。

 

ただ、昨今は日本全体が貧乏になって脱ぐ女子が増えたせいか、AV女優の地位が向上しているような気配もある。今のAV業界でかつてのような旨味はないかもしれない。

 

将来的に普通の職業になりそうなものを選ぶ

流石に稼げるからと言ってAV女優になれというのは、そのへんのヤクザと変わらないので、私は今不自然に地位が低く、将来的に地位が向上しそうな業界を目指してみるのがいいと思う。

現在は普通の職業だが、かつては人々が煙たがられていた職業の例として、ここでは焼き肉屋とプログラマを紹介する。

かつては朝鮮人がやるものだった焼肉屋

焼き肉屋はかつて、朝鮮人が多く経営していたことで、外食産業の中ではイタリアンやフレンチと比べて下に見られていたという歴史がある。戦後に朝鮮人がホルモン焼きを始めたのが近代焼肉産業の歴史の始まりであり、焼き肉屋は朝鮮人がやるものという”暗黙の了解”があったのである。

 

正直なところあまりいい話ではないが、裏を返せば”差別”という参入障壁があったおかげで焼き肉屋は一時期展開しやすいビジネスだったのである。

プログラマは気持ちの悪い職業だった

1960年代、インターネットなどというものがまだ存在していなかったころ、プログラマ(基本的にはハードウェア寄り)は社会から煙たがられていた存在であった。マイクロソフト社がウィンドウズNTを開発するまでの記録を描いたノンフィクションドキュメンタリー「闘うプログラマ」では、1960年代半ばの時点でそもそもプログラマというのを世間の大半の人が知らず、恐ろしいもの、不吉なものと考えられていたと述べられている。

 

恐らく、未熟な産業というのはえてしてそういうものなのだろう。人気の業界と稼げる業界というのは全て一致するわけではない。むしろ人気の業界というのはもう稼げない業界という側面もある。

 

現代で次の焼き肉屋、プログラマはなんだろうか。色々考えてみる価値はある。