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ビジネス、雑記等のブログ

グァパオライスを売っていたインド人のおっちゃん

家の近くの会社の前で、お昼時に路上販売が始まる。

コンビニや社食で飽き足らない社員たちが、路上販売に集まる。

なんとなくそんなコンクリート道路の上を歩いていたら、横から「グァパオライス」という単語が聞こえてきた。

それが「ガパオライス」だとわかるまでに、1秒くらいかかった。ガパオライスってなんだっけ?と昔の記憶をたどる。小学生の時に食べて、なんとなく美味しいやつというイメージが残っていた。

 

おっちゃんは一旦無視して、セブンに入った。でもなぜか頭の中はさっきのグァパオライスである。

「ちゃんとガパオライスって発音できるようになればもっと売れるようになるよ」

そういってやりたかった。でもふと、あの「グァパオ」って発音がいいんだよなあと思って考えを改め直した。

 

結局、セブンで買うのを諦めておっちゃんの路上販売に出向いた。俺はおっちゃんの一声で篭絡したのである。なんか色々一気にまくしたてられたのでメニュー左上のチキンカレーライスを買った。ガパオどこいったし。

 

チキンカレーライスは黄色のライスがうまそうで、あといい感じのスパイスと余計な白米までついてきた。なんかもうおっちゃんの言うままに全部もらって食った。晩飯は抜くつもりだ。

 

「ガパオライス」だったら買わなかったと思う。「グァパオライス」だったから買った。色々と不思議な体験だった。