長時間遊べるゲームがいいゲームだとは思えなくなってきた
ゲームは長時間中毒になるようなものより、30時間でクリアでき、頭に残って一年後くらいにまたプレイしたくなるようなゲームのほうが好きなことに気づいた。
例を挙げると、「ゴロゴア」「オブラディン号の帰還」「outer wilds」「ABZU」など
私が子供の頃は、こういうゲームを遊ぶことはほとんどなかった。本編をクリアした後もコレクト要素などがあり、なんだかんだでどのゲームも500時間くらい遊んでいた記憶がある。
しかし上にあげたようなゲームはsteamの実績というものがあるが、正直そんなものはどうでもよくて一度クリアしたら終了である。だが、それがいい。
恐らく自分は映画のような非日常的体験をゲームを通してもっと長時間楽しみたいのである。しかし、300時間とかをプレイしているともはやそれが日常になってきてしまうのだ。
ゲームのパブリッシャーで、アンナプルナインタラクティブという会社がある。有名どころでは「フィンチ家の屋敷で起きた奇妙な出来事」「twelve minuts」「風の旅人」「outerwilds」「ゴロゴア」など、短編ゲームで数々のヒット作を出してきている。
調べてみると親会社は映画会社のようで、その技術を生かしてゲームを作っているらしい。実際ゲームシステムよりもゲームシナリオのほうに重点を置いている感じがある。
こうしたゲームの欠点は、短く、長い時間遊べないことだ。しかしそれだけ短い時間にゲームの全てを凝縮してくるから、遊び終わった後に時間を無駄にした気がしない。
ユーザーに依存させて1000時間単位でゲームに依存・課金させるのはいいビジネスモデルなのだろうけど、自分はもうそういう風に大量の時間をゲームに捧げることはできない人間になったと思うし、2~3時間くらいの長さでも楽しめるゲームなら満足できるようになった。
これからはそういう色んなゲームに手を出していきたい