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ビジネス、雑記等のブログ

「客が作業するものは儲かる」の法則

 

客が作業するものは儲かる。代表例がIKEA。組み立ては客が行うので、企業側が組み立てるコストをカットできる。

 

この「組み立てる」という部分をさらに「作業する」と置き換えると、様々な儲かる商売が見えてくる。

 

例えばいちご狩り。いちごを取る・袋に詰め込む・仲介業者に手数料を渡すという手間を省いて、客がわざわざ自分の足で農場まで来て勝手にいちごを食べていくのだ。これほどコスパのいいビジネスもないだろう。

 

 

他にも客が作業する商売と言えば、ASPなどがある。広告案件を持っていれば勝手にアフィリエイターが販促してくれるのだ。これはやはり儲かると言っていいだろう。

 

noteなんかも割がいい。客が勝手に思いの丈を書いて横から手数料を取れる。ガンプラも塗装とかめんどうなことをせず原価の安いプラモを結構な値段で売りさばける。

 

他にも熱狂的なファンが公式twitterの運用を任されるとか、当然のように客に自分で焼いてもらう焼き肉屋など、客に作業をさせている店というのは山ほどある。

 

客が作業をするということは、客が作業をした分の人件費は払わなくていいという話だから、商売の工夫として取り入れているところはもっと多いはずだ。